配偶者ビザとは？

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配偶者ビザ取得手順

海外に住んでいる方と頻繁に連絡していて配偶者ビザの取得が欲しいけど、どうしたら良いのかさっぱり分かりませんとの相談が寄せられる事が多々ありますが、まずは、婚姻手続きを経てから本人又は申請取次行政書士等の申請代理人が地方入国管理局で「日本人の配偶者等」の在留資格認定証明書交付申請をする手順になります。

そして、許可が無事に降りた場合には、海外にお住まいの申請者に在留資格認定証明書を郵送します。その後は、受け取った在留資格認定証明書と必要書類を揃えて最寄りの日本国大使館又は総領事館でビザの申請です。

※在留資格認定証明書の有効期間は３カ月

☆在留期間

5年、3年、1年、6ヶ月

短期滞在から配偶者ビザへの変更

短期滞在で来日して、配偶者ビザへの変更を望む方は多いと思います。しかし、原則認められていません。

☆入管法には柔軟性がある

短期の滞在予定で観光目的等できたのに配偶者ビザ変更ってどうなの？って一般的な考えならなります。入管業務は広い裁量が特徴的な分野ですので説得性のある理論で武装して理由書等を書く事が効果的と言えます。

では、短期滞在から配偶者ビザへの説得性のある理由とは？例えば、短期滞在中に妊娠しているのが発覚したとかになります。妊娠して子供が産まれるのに夫婦揃って子供と過ごせなくさせるのは人道上配慮に欠けると思います。そういった事例では広い裁量が特徴的な入管では認めてくれるのが特徴的です。

ですが、そんな入管でも何でも認めてはくれません。短期滞在から配偶者ビザ変更の申請をしたとします。配偶者ビザの審査期間は大体２ヶ月ほどになりますので、短期滞在の期間によっては結果が分かる時には滞在期間をオーバーしてしまいます。ですので、短期滞在は「９０日」の方は特例期間等も認められておりますし、比較的に許可はおりやすくなります。１５日、３０日、といった短期間の滞在では事前準備もさることながら、特例期間も認められず難しいと言えます。

フィリピンパブに働いていた場合

フィリピンパブにお勤めの方は「興行ビザ」の方が多いと思いますが、こういった経歴の方がお客さんと恋愛から結婚になる事例は多々あると思います。入国管理局では水商売等の経歴がある方の申請を厳しく審査する傾向にあり、現状難しい申請になると思います。

☆不正が横行

では、何故審査が厳しいかと申しますと、過去にそう言った方々が安定した在留資格欲しさに偽装結婚が相次いだ為、入国管理局ではそれについて目を光らせています。

「興行ビザ」はダンスや歌唱を披露しエンターテイナーとしてお給料を貰うお仕事です。フィリピンパブ等ではお客さんとの興行とは関係のない接待は資格外活動になってしまいますので、配偶者ビザを申請する上で出会いのきっかけとして嘘を書くのは論外ですし、中々難しい表現になるでしょう。例えば、接客中の彼女と出会ったと交際の経緯を書くと違法性を帯びた表現になってしまいますので、食事で立ち寄ったお店で彼女と出会ったっと記載する事をおすすめします。